富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

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富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

[Image]第31回 林忠彦賞受賞記念写真展 新田 樹「Sakhalin」

「李富子さん ブイコフ(旧内淵)2017」 ©新田 樹

第31回 林忠彦賞受賞記念写真展 新田 樹「Sakhalin」

時代を記録し続けた精神を受け継ぐ
富士フイルムフォトサロン 東京 公募写真展

2023年4月28日(金)~5月4日(木・祝)(最終日は16:00まで)

FUJIFILM PHOTO SALON Space1

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写真展について

第31回林忠彦賞の受賞を記念した作品展。
「林忠彦賞」は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦(山口県・周南市出身)の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年に創設したものです。
林忠彦は戦後、焼け跡の中から「太宰治」「坂口安吾」など、無頼派の生の群像をとらえ世に出て以来、「カストリ時代」「日本の作家」「東海道」など、わが国の写真史に残る重厚な作品を次々に発表。生涯にわたって新しい写真表現に挑み続けました。
林忠彦賞は、時代を共有する写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗りこえ未来を切り開く写真家を対象に、毎年プロ・アマチュア問わず作品を募集しています。本展では、その受賞作品を展示します。

周南市美術博物館

受賞作品

[image]新田 樹氏

第31回受賞作の『Sakhalin』(新田 樹)は、第二次世界大戦後、サハリン(樺太)を離れることがかなわなかった残留韓国・朝鮮人とその配偶者の日本人を追った作品です。作者は2010年から最後の生き残りともいうべき人たちの家を何度も訪ね、丁寧に取材し、その生活や周りの様子をカメラにおさめていきました。距離でいえば近くても遠かった北の地で、今なお日本語を話す人々。凍てつく寒さの中でつつましく生きる彼らの人生に寄り添いながら撮影した作品には、静かな時間が流れています。
本作は戦争の歴史に翻弄された人々の姿が写真の行間から浮かび上がるドキュメンタリーの仕事として高く評価されました。

[image]新田 樹氏

写真展関連イベント

ギャラリートーク

受賞者・新田 樹氏による作品解説

日時 2023年4月29日(土) 13:00~(約30分)
会場 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1 写真展会場内
※ 座席はございませんので、予めご了承ください。
参加 無料
申込 不要
備考 ※ トークイベント中は、マスク着用を推奨いたします。
混雑時には、着用をお願いする場合がございます。予めご了承ください。

※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

写真展概要

写真展名 第31回 林忠彦賞受賞記念写真展 新田 樹「Sakhalin」
開催期間 2023年4月28日(金)~5月4日(木・祝)
開館時間 10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
入館料 無料

※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。

作品点数 小全紙サイズ、カラー、約65点(予定)
・フィルムによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
今後の開催予定 第31回 林忠彦賞受賞記念写真展 周南展
周南市美術博物館
2023年5月12日(金)~5月21日(日) 9:30~17:00  15日(月)休館
山口県周南市花畠町10-16  TEL 0834-22-8880

※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

写真展一覧

MECENAT
富士フイルムフォトサロンは、2022年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2022」の認定を受けております。